特等席はアナタの隣。
その言葉に、クラスにいた派手目なグループの女子たちが、
「黒崎君カラオケ行くの!?私も行く〜!!」
と騒ぎ始めた。


一切無視する黒崎君に変わって裕太君が、
「ごめんねぇ〜もう人数オーバーだからまた今度ね」となだめてた。

えー!!と詰め寄る女子たちをかわしながら、教室を逃げている。



……黒崎君が後ろに座った。



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