three times love
「明日、駅まで送るよ」





『レイ帰るの?』





「いや、決めてないけど。少しでも一緒にいたいだろ」





『あれ?そう言えばレイ学校は?』





「やっぱりバカだな」





『やっぱりって何でよ?』





「夏休み」







そっか







大学には夏休みがあるんだ…







すっかり忘れてた






『レイ』





「何?」





『一つ、聞いていい?』




「何?」




『何で私が公園にいたの分かったの?』






レイは







優しく笑った








「秘密」










『ケチ』



















end








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