three times love

罪悪感

結局




私とレイは




朝日が昇るまで話していた




「やべ。もう朝か」




『ホント、早いね』




「ごめんな。こんな時間まで付き合わせて」




『ううん。楽しかった。ありがとう』




「送ってくわ」







そう言って



車に乗り込んだ









楽しい時間はあっという間で





このまま



時間が止まってしまえば…





なんて




本気で考えた









「ごめんな。眠い?」




『ううん。平気。レイこそ大丈夫?』






「オレは平気。帰って寝るし」




『私も。同窓会寝坊しないでよ。責任感じる』




「んじゃ起こしてよ」




『いいよ。何時がいい?』




「ん〜?ナオに任せる。ナオ起きたら電話して」







こら




私寝坊したらどうすんのよ




まぁいっか






またレイと喋れるし







「んじゃまた後で」




そう言って




レイは帰っていった












家に入ると





「あら〜ん、朝帰り?」




ニヤけたお母さんがいた







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