どくんどくん2 ~あの空の向こう~



もし、ユキが待っていてくれたら・・・。

そう考えると、顔がニヤける。


いつか、そんな日が来ることを僕ははっきりと感じながら毎日を過ごす。



ユキの『おかえり』、早く聞きたいな。



おかえりのチューをしてくれるユキの姿想像しながら、僕は冷たいフトンにもぐり込んだ。


今日、水野さんが言ってたことが頭の中でぐるぐると回る。





そんなことは絶対ない!


そう自分自身に強く言い聞かせているようだった。




怖かった。




僕らの関係が


いつかそんな風に、


そこらへんにある愛に変わってしまうことが・・・。

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