切ナクテ、恋シイ、ヒト。
戸惑うアタシにお母さんは続けた。
「森久保さんに会ってびっくりしたわ。
仙台にいると思ってたから。
でも話聞いたらあの事故で仙台行きはなくなって
お母さんと侑くんの弟さんと2人で舞鶴の実家のほうにいてはったんやって。
それで最近また市内に戻ってきたって言っててねぇ・・・」
そう
・・・なんだ・・・。
でも・・・。
彼のお母さんと弟さんが戻ってきたところでアタシがどうこうなるわけでもない。
それでも。
小さくなっていたはずの侑くんのことが
アタシの中でまた疼きだした。