切ナクテ、恋シイ、ヒト。
「学年が違うから
わからへんけど・・・。
でも今日は生徒会の集まりもないから
もうすぐ出てくるとは思うけど・・・
電話は?した?」
彼女はマフラーを巻きなおしながら
アタシに言った。
「電話は・・・
電源が切れてるって・・・」
「ふーん、
じゃちょっと見てきてあげよっか?」
せっかくの彼女の申し出だったけれど用事っていうほどのものでもないし
ただアタシの勝手で来ただけだからなんだか悪いような気がした。
「あ、いい・・・。
もうちょっとこのまま
待ってあかんようなら帰るし」