切ナクテ、恋シイ、ヒト。
-----------------
アタシはあの洋菓子の
店の前に立っていた。
やっぱり優に何かプレゼントしたいなと思って。
・・・もらって
くれるかな・・・。
そういえば・・・。
ここで・・・。
この間、
侑くんの弟さんに・・・
会ったんだ・・・。
アタシはあの日の夕闇のことを思い出していた。
声が蘇る。
「侑は・・・
森久保 侑は・・・
俺の兄貴です・・・」
あーダメダメ。
余計なことは考えない!
アタシは頭を振った。