ヴェンドランドの女神
破滅の卵

ある国に、古くから伝わる伝説が存在する。



"・・・・・・・・・・・・"



どこからか、聞いたことのない、鳥の鳴き声が聞こえる。







臣下は慌ただしく、王女に告げた。





キメデス「マリアンナ様!見て下さい、この卵を・・・・・・・・・・」






マリアンナ「あらっ、なに?」



キメデス「はい。
最近私どもと親しくさせて頂いている、マーシャル王の様態が良くないと聞いております。
使いを出しまして、今日の午後には帰ってくることになっております。私は、待ちきれずに外で待っていたのです・・・・・。そこで見つけたのです・・・・・。」





キメデスは肩から下げた鞄の中を探した。




キメデス「あれっ、なくなっている」




鞄の中には・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何もなかった。
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