君といっしょ。

4.別れ



青ざめた顔をした先生を見て、ざわついていた教室は少しの間、沈黙につつまれる。



その雰囲気に耐えられなかったのか、蓮が口を開いた。


『先生〜、何も言ってくれないと、こっちも困るんですけど〜。』


そう言われた先生は我に戻ったといった感じで、重そうに言葉を発した。


『落ち着いて聞いてほしい、今朝……』



先生の言葉を聞いた私は、教室から飛び出し、泣きながら全力で走った。


「なんで…なんで…」




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