この世で一番大切な人へ~モデル~


「はい!どうですか?」


実は…私…昔からモデルになるのが夢だったの!
絶対やりたい。

でも…

「もう少し考えてもいいですか?親にも相談したいので。」


「もちろん。じゃあいい返事を待ってるわ。あっこれ私の携帯番号。決まったら返事をちょうだいね。」


「はいッ!」


「ウフフッじゃあまたね★」


「おい夕奈!!どうするんだよ。お前昔からモデルになるのが夢だったんだろ?」


「覚えてたんだ。そうなんだよね…私はやりたいけどお母さんたちに聞かないと」


「そだなッ頑張って説得するんだぞ!」


「ありがとう♪シンちゃん、大地」


そして

ー家ー


「お母さん、お父さん、あのね私…モデルにスカウトされたの!」

「「えっ!?」」


「本当か?それは。ドッキリじゃないのか?」


「やったじゃなーい!夕奈!!あんた昔から夢だったものね♪」


「えっ!?じゃあモデルの仕事やってもいいの?」


「ママは賛成よッ★パパもいいわよね?」ギロッ


「あっああ。やってみなさい。」

「ママ、パパありがとう♪」


「あっどこの事務所か分かるの?」


「うん!!確か…『伊藤芸能プロダクション』だよッ★」


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