れもねーど

いのち

あたしは暗闇の中にいた。

一人ぼっちで。

あたしは、常に一人で・・・・。

だから、そんな事に疑問は抱かなかった。

あたしだったら、最強の透明人間に

なれるきがする。

みんな、見て見ぬフリをしているから。

透明になってもそう変わることは無いんじゃない?

口の中で、ほのかなレモンの味がした。

そぅだった。

あいつと一緒に公園にいたんだった。

あたしは、優しくされるのが苦手だ。

昔から。

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