阿呆彼女∞クール彼氏
きゅう∞彼女と夢

心配said鈴音






「はぁ…。」




あたしは重い足取りで家を出る。




「わ!!」
「ぎょえ!?」



背中をポンっと叩かれ変な声を出してしまったあたし。





「何やねんその声っ。」





背中を叩いた犯人は翼だった。





「ちょ、ちょっと驚かせんといてよっ!」





「ほんま阿保やな姉ちゃんっ…。
 遅刻しんときやっ。」





翼はそう言って先に行ってしまった。












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