阿呆彼女∞クール彼氏







「…じゃあ、これのピンクだけ下さい。」





俺のを買うまでの金ないのが現実。





「かしこまりました。」





店員がニコっと笑って綺麗な袋に入れてくれた。






…鈴、喜ぶかな。





俺は、そんな気持ちで店を出た。








………でも俺のそんな気持ちは一瞬で打ち消された。










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