奇跡をあなたに



三学期。



今日は望と一緒に学校へ行ける。


いつもより早く目が覚め、望と久しぶりに行く学校を楽しみにしていた。


支度を終わらせ、外にでた。


そこには、すでに望がいた。


「幸、おはよう♪」


「望――おはよう♪」

「やっぱ、朝から幸迎えにこね―と気がすまねぇ―な(笑)」


「私も望が迎えにこないと嫌だよ―」


「もう、大丈夫だからな。」


「うん♪」


望と私は会話をしながら学校へ言った。


教室に行くと、周りはすごい騒ぎ。


「キャ―望くんだぁ―」

「やっと来たぁ―♪」

「望くん会いたかったよ―♪」


やっぱり望はモテる。


でも、私に対する嫌がらせは続いていた。


でも、嫌がらせをされても平気。


望が側にいてくれるなら、なんだって我慢できる。



いつも、笑ってられる。



望の笑顔を見ていると、それだけで幸せだから...



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