奇跡をあなたに
そう話していると。
キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン

「幸ッ教室帰るぞッ」


「うん!」


そう行って教室に帰った私と望。


その時。

ドンッ

痛ッ

誰かに押されて転けた私。


「望く―ん。今さっきどこ行ってたの??」

また女子か。


望は女子に囲まれて私が転けた事なんて気付いてなかった。

「あ―ちょっとな」


「私も一緒に行きたかった―」


「あぁ。」


いつもならほかの女子なんて無視してるのに...なんで?


私は立ち上がり席に座った。


席についたら机の上に手紙があった。


その手紙を見ると唖然とした。


その瞬間、鞄を持ち教室に飛び出した。
「幸!?」

望の声も無視して私は走った。

私はそのまま河原に行った。


なんで?


なんで望は言ってくれなかったの?


なんなの?

私の存在ってなに?


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