王子様の、花嫁探し。
陸戸と目が合った瞬間、
大粒の涙が更に溢れた。
「..うっ.....くッ....」
「栖羽は、
汚くない」
陸戸の胸の中は、
暖かい....。
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中2の時。
あたしは優等生で、
いつも回りから期待されてた。
先生から...
学校から....
やっぱり、
体も、心も、
疲れていた。
勉強することに疲れて、
頑張ることに疲れて、
周りの期待に疲れて、
すべてを投げ出した。
夜の街で彷徨い、
レイと知り合った。
レイは大人で、優しくて、
そんなレイに、
恋をした。
あたし達は知り合って三日間で、
付き合うことになった。
学校の帰りに、いつもレイの家に寄ってた。
時々学校サボって、レイと一緒に居た。
本当にレイが好きだった。
レイも同じふうに思ってくれてるのかと思った。
幸せだった。
この幸せがずっと続くのかと思った。
けど、
小さかったあたしは、
やっぱり馬鹿だった。