王子様の、花嫁探し。
「今日、どうだったんだ?」
「え?」
父さんは真面目な顔で、
俺に聞いてきた。
「席替えしてみて、
どうだったんだ?」
.....。
「....嫌だった」
「何が嫌なんだ?」
それは....。
「栖羽が、
ほかの男と喋ってて..。
ほかの男と一緒に居て...。」
胸がキュっと、
苦しくなった。
「栖羽は...、
僕の....なのに...」
誰にも渡したくないんや。
栖羽を、
自分だけのにしたんねん....。