月は昼に恋を、する。
一通の黒い手紙
「小陽(こはる)ー こーちゃーん? お手紙が 届いてるわよ!」

部屋の外から 聞こえるのは母の声

ん?うるさいなぁ朝から

小陽は ベットの上で もぞもぞ動き 布団を被る
「こ は る 早く お手紙 破くわよ!」

今 なんて…… 破くわよって
ちょっと!ママっ

ばんっ

「お願い 破かないでっママっ 鈴からかもっ」
小陽は 飛び出し 母の手から 手紙を受け取ろうと 手を伸ばす
「だーめ こーちゃん こうゆー時はなんて言うの?」

あっママって言っちゃいけないんだっけ
し しょうがない

「お願いシマスっ ゆーちゃん お手紙を私に下さい」

うう何で子供に名前で呼ばせるかな

小陽の母 悠羽は にこりと笑い 娘に黒い封筒の手紙を渡す
「はい 合格よ こーちゃん お手紙は 朝ご飯の後よ 着替えてらっしゃい」

小陽は 小さく 返事をして 部屋に戻る
「はぁー危なかった… 良かった ママに破かれないで あっ 早く着替えないと」
さっさと 着替えて部屋を出た


小春が 受け取った手紙は
静かに ベットの上に置かれていた
< 1 / 24 >

この作品をシェア

pagetop