無理矢理彼氏!? 狼彼氏!?
―次の日―

ガタンッ!!

ガタンッ!!

「あっ!!麗!!
ナイスタイミング!
おっはよう☀」

麗と丁度ドアが開いた。

「うん・・・おはよう」

「どうしたの麗!?」

「「キャーキャー!!」」

「あのっ!!おはよう!!
木之本君!!」

「今日のお弁当!!朝一生懸命
作ったんです!!食べてくれますか!?」

「今日、昼休み一緒に
お話でもしませんか!?」

朝っぱらからすごいねー・・・

タメなのに

何気敬語だしー・・・。

「はぁ~・・・」

「?麗・・・?」

「やっぱり~・・・
人気だよね~。。。
木之本君・・・ウチ木之本君の
こと、諦めようかな・・・
なんか、ウチ無理」

「そんなっ!!
そんな簡単に諦めちゃって
いいのっ!!!???
ちゃんと頑張って、自分を
アピールすればいいじゃん!!
麗、まだ何にもしてないから
いけないんだよっ!!??」

心のどこかで、喜んでいる自分が

いた・・・

やっぱりあたし・・・

アイツに・・・。
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