無理矢理彼氏!? 狼彼氏!?
「あたし!!
神崎君のことが好きっっ★」

「まっ・・・まぢで?」

「うん・・・
あたし、ずっと前から神崎君のこと
好きだったんだ・・・」

「うっ!!嘘・・・」

「本当だよ・・・
神崎君こそ・・・」

「おっ!!俺も・・・
結構前から・・・好きだったんだ

そのぉ~・・・

まっ!!真璃のこと・・・///」

「神崎君・・・」

真璃は涙をぽろぽろと

流しながら顔を火照らせている。

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
その後は寮に戻って、

真璃に真相を問い詰めた

「どうして真璃が体育館の裏にいたの?
あそこ、ものすごく人気が少ないって
言うのに・・・」

「ちょうど、体育館の裏に向かってる
2人を、あたしの友達が
見てたの・・・その人は、あたしの
好きな人、知ってたからさ・・・

それで~つい・・・体育館の裏へ
行っちゃったんだ・・・。
まぁ、多分桃とは何にもないだろうとは
思っていたものの、気持ちが
そうさせなかった・・・。
だから、我慢できなくて・・・
ごめんね?桃・・・
別に疑ってたわけじゃないんだけど」

「どうして謝るの?
ようやくカップルになれたんだし
すごく嬉しいことだよっ!!
すごい!!キセキだっ!!」

「大げさだよぉ~
でも、偶然が招いた、奇跡かも」

「だよね!」

「ところで桃はどうなの!?
き・の・も・と・く・ん・!」

「う゛っ∑」

「ちゃんと正面からぶつかって
行った方がいいよ?」

「うん・・・そうだよね」

あたしは、何故キスしたのか

本人に直接聞くことにした
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