私は愛されていた。
『やっぱり泣かしちまったか。』



店長は髪の毛をクシャクシャと触った。





『あいつ、涙腺弱そうっすもんね(笑)』

続けて渡部さんが言った。





『高木さんも今日は上がっていいよ。そのかわり‥』



『分かってます!!ヤナちゃんと一緒に帰りますよ。他に何か伝えることありますか??』







店長は考えた結果‥

『楽しかったって伝えてくれ。



高木さんも、今までありがとう。明日からは塩入がこの店の店長だから、よろしくな』



南ちゃんは3人に頭を下げてヤナのもとへ走った。
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