私は愛されていた。
『へっ??

何で??これから店長の送別会じゃないんですか??』




私は、驚きのあまり涙が止まっていた。






『あ〜もう少ししたら行くって。その前に、ちょっとヤナに伝えたい事があるから』





私たちは、近くのベンチに座った。



『ほれ、ミルクティー』



『ありがとうございます。あったかい‥』


私は大好きなミルクティーを一口飲んだ。






『店長の移動の話な、本当は結構前からあったんだ。でも、お前を採用したばかりだったから3ヶ月待ってくれって上に話つけて‥

今日、研修中ってネーム外れてただろ??』




そういえば無かった‥




『それからお前、いろんな仕事やらされてただろ??あれも早く仕事に慣れてもらうためだったんだぞ(笑)』



店長の優しさが伝わってきた。
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