私は愛されていた。
講義が終わり、私は寄り道などしないで真っ直ぐ家に帰った。



集合時間は8時。



今は、着ていく服を選んでいる。




『ボーリングの時はパンツだったから‥今日はスカートで行こう☆』


着替えが済んだらすぐに集合場所へ向かった。






あれ??

私の方が早く集合場所に着いたみたいだ。待ってる間、鏡で自分を映してみた。


『気合い入れすぎ??

でも2回目のデートだし。ってウチラ付き合ってないじゃん!!』

ひとり漫才してたら‥





『見てて飽きねぇ(笑)』

って。




へっ??

『いっ、いつ来たんですか??』


ヤバイ(泣)






『今さっき。

ほら、行くぞ(笑)』



恥ずかしい‥

私は何も言わずに静かに渡部さんの車の助手席に乗った。
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