メガネ君はヤンキー君
今までの杏を
思い出してるうちに、
オレの足は自然と
方向転換をしていた。
そして店に戻れば案の定。
いや、予想以上に
嫌な状況だった。
このやろう…。
どこの馬の骨かも
わかんねえような奴が
杏に触ってんじゃねえよ。
怒りで燃え上がって
自分で自分がよく
わかんなくなったオレは
つい普通に杏と
公園行って
ベンチ座って
自分家まで教えちまった。
だけどやっぱり
久しぶりに杏と
しゃべれて嬉しくて。
ぶっちゃけオレは
うかれていた。
でもそんな浮かれ気分も
すぐに壊れることになる。