私の道 ―(実話)―
陸は震える指でタバコに火を点けて

ため息まじりに息を吐いた。



そして、ゆっくりと話し始めた。



「もう、お互いの親にも会ったし、お腹が目立たないうちにって結婚式の話も進んでる…今さら戻れないよ」

「そんな…陸はあすかさんの事を愛してるの!?私が一番だよって言ってくれたじゃない!!」



「梨華…恋愛と結婚って別なんだよ。結婚ってよっぽど嫌いな相手じゃない限り、何となく平和に生活していけるもんだと思う」



冷めた口調で言う陸は、
まるで私の知らない人のようだった


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