私の道 ―(実話)―
電話の後ろから聞きなれたデパートの音楽が聞こえてきた。


このデパートって、
うちの近くだ…




「ごめん、切るねっ」

「うん…こっちこそ電話しちゃってごめんね」



電話は陸のほうから切れた




パタン






しばらくケータイを見つめていたが、私はすぐに鏡の前に座った。



ひどい顔…
しばらく手入れをしてなかったんだもん、当たり前か



ゆっくりと
化粧道具を取り出した。


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