私の道 ―(実話)―
ピンポーン



「はい、どなた?」

「陸の事でお話ししたい事があります」



一瞬、間があったがすぐにドアは開いた


私は玄関に押し入った。





「陸を返して!私に陸を返して!!」


「…あなた、梨華ちゃんね?」


どうして私の名前を?

ものすごい剣幕の私とは反対に、あすかさんは冷静だった。




…陸は私の事を話していたんだ。


< 236 / 287 >

この作品をシェア

pagetop