私の道 ―(実話)―
カーテンを少し開けると粉雪が舞っていた


「寒いと思った…」



昨日の事を思い出して、ため息をついた。





ねぇ、陸?


一分、ううん一秒でもいいから


私の事を本気で好きだと思った


瞬間はあった?






もう今では
クリスマスの幸せも幻のように思える


全て、夢ならいいのに…

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