私の道 ―(実話)―
「ナッチ、お待たせっ。じゃあ行ってきまぁ~す」

「行ってらっしゃーい。あっ!カギ持った?お母さんも会社に行っちゃうからね」




私は、キーケースをひらひらさせながら見せた。



「持ったよ、夜までには帰るから」

「気をつけてね」


「夕ご飯はカレーがいいな」

「はいはい、わかったわ」



あれから、お母さんとの関係はとても良くなった。


なんでも話し合って
くだらない事でも2人で笑い合う



やっぱり家族っていいな。


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