ice prince


「とても美味しかったね。静香さんもいい人だったし。また連れてってね」

「ああ。」

「次…いつ会えそう??」

「……悪い。最近仕事が立て込んでるからしばらく会えない。悪いな」

「ううんっいいんだ。だって怜が忙しいのは上の人からも信頼されてるのかなって思うし、

それに、お仕事一生懸命してる怜が私は好きだから。」

私がそういうと怜は目を細めて私の髪をクシャっと撫でた。


気がつくともうマンションの前についていた。

「今日は本当にありがとう。」

「次休みが取れたらまたいろいろ出かけよう」

「うんっ楽しみにしてるね」

「…おやすみ」

「おやすみなさい」


そういって別れのキスとおやすみのキスをした後

怜は帰っていった。

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