診ゑ泣意
14

そうだったね
忘れていたよ

君はいつだって
優しいことを

君はいつだって
不器用なことを

そうだったね
忘れていたよ

私はいつだって
偽善者だったことを

私はいつだって
酷く滑稽なことを


バカみたいに笑って
自分は我慢してるよ
なんてアピールして
つまらないことを
ぐだくだ、ぐだくだと
話してきたんだから

弱くてズルくて
人のことなんか
考えられない


君は何故こんなに
優しくしてくれる

そんなことさえ
わからない
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