俺たちの反抗
第八章
それから担任の嫌がらせは始まった。
まずは毎日のように家に電話をかけてくる。
「息子さんの服装が・・・」
「息子さんの態度が・・・」
「ご家庭ではどういった教育をされてるんですか」
こういう母親をひどく悩ませる嫌がらせな電話が続く。
父は全く気にしていなようだが、繊細な母は電話がくるたびに頭を抱えてうつむいて泣いていた。
母は俺に気づかれないようにしていたが、俺は気づいていた。
母が一人泣いているのを・・・。
俺は申し訳なくて申し訳なくてしょうがなくなる。
どんな理由があろうと母を悲しませている。
過去に自殺未遂をして母を泣かせ、そして今は担任との対立で親を泣かせている。
俺はただただくやしいばかりだった。
担任への怒り、憎悪が、日に日に増していく。
我慢するしかなかった。
まずは毎日のように家に電話をかけてくる。
「息子さんの服装が・・・」
「息子さんの態度が・・・」
「ご家庭ではどういった教育をされてるんですか」
こういう母親をひどく悩ませる嫌がらせな電話が続く。
父は全く気にしていなようだが、繊細な母は電話がくるたびに頭を抱えてうつむいて泣いていた。
母は俺に気づかれないようにしていたが、俺は気づいていた。
母が一人泣いているのを・・・。
俺は申し訳なくて申し訳なくてしょうがなくなる。
どんな理由があろうと母を悲しませている。
過去に自殺未遂をして母を泣かせ、そして今は担任との対立で親を泣かせている。
俺はただただくやしいばかりだった。
担任への怒り、憎悪が、日に日に増していく。
我慢するしかなかった。