俺たちの反抗
第十二章
担任が近づいてくる。
無言だ。
そして目の前で立ち止まる。
沈黙。
そして口を開く。
「どうして坊主にしたんだ」
嫌なことを相変わらず聞く男だ。
黙っているわけにはいかない。
反抗していると思われたら困る。
停学でこりた。
「反省したからです」
俺はそう答えた。
「そうか」
担任はニヤニヤして、俺の課題と反省文を見る。
反省文をパラパラと見る。
「よく書けてるじゃないか」
そんなことをぬかしやがった。
どうせ読まねえなら書かせるなと思った。
心の中では激怒していた。
次に課題を見る。
これはさすがにやっていないのに気がついたようだ。
担任の顔色が変る。
無言だ。
そして目の前で立ち止まる。
沈黙。
そして口を開く。
「どうして坊主にしたんだ」
嫌なことを相変わらず聞く男だ。
黙っているわけにはいかない。
反抗していると思われたら困る。
停学でこりた。
「反省したからです」
俺はそう答えた。
「そうか」
担任はニヤニヤして、俺の課題と反省文を見る。
反省文をパラパラと見る。
「よく書けてるじゃないか」
そんなことをぬかしやがった。
どうせ読まねえなら書かせるなと思った。
心の中では激怒していた。
次に課題を見る。
これはさすがにやっていないのに気がついたようだ。
担任の顔色が変る。