俺たちの反抗
第十七章
学校帰り、斉藤と俺はクボタたちを誘ってファミレスに入る。
まだクボタたちには何も話していない。
「大事な話がある」
そうとだけ言って呼んだ。
クボタは半笑いな顔をして、あとの不良グループの連中は不機嫌そうな表情をしていた。
席に座り注文をする。
みんなドリンクバーだけでいいと言う。
斉藤だけは違ってハンバーグを食べるようだ。
この男は空気が読めないのか、みんなと一緒が嫌なのか、とにかくおかしなことをする。
しばしの沈黙。
「で、話って何?」
クボタが聞いてくる。
鋭い目だ。
喧嘩を売られるのかと勘違いしたのだろうか。
担任や教師には頭を下げてはいたが、不良同士の喧嘩でめっぽう強いのがクボタだ。
「ハハハハハ」
斉藤は腹を抱えて笑った。
まだクボタたちには何も話していない。
「大事な話がある」
そうとだけ言って呼んだ。
クボタは半笑いな顔をして、あとの不良グループの連中は不機嫌そうな表情をしていた。
席に座り注文をする。
みんなドリンクバーだけでいいと言う。
斉藤だけは違ってハンバーグを食べるようだ。
この男は空気が読めないのか、みんなと一緒が嫌なのか、とにかくおかしなことをする。
しばしの沈黙。
「で、話って何?」
クボタが聞いてくる。
鋭い目だ。
喧嘩を売られるのかと勘違いしたのだろうか。
担任や教師には頭を下げてはいたが、不良同士の喧嘩でめっぽう強いのがクボタだ。
「ハハハハハ」
斉藤は腹を抱えて笑った。