あまちょこ!!





「くくく…くくっ」


「ほぇ?真朝?」




真朝が肩を震わせているけど…




笑ってる?





「くくっ…だって…また…くくくっ百面…相っ」

「えっまた私百面相だった?」

「ぶふッ!!あははははっ!!!!」


「ちょ、真朝っ…!バカッ」

「わりぃって。でも…ぷぷっ」


「……」


また笑われちゃったよ。
そんな私百面相してるのかな?

ただ真朝のツボが浅いだけなのか…。


わからないもんだ、人って。笑




「くくく…あ、着いた着いた。」

「え?うわー可愛いっ」

そこは凄く可愛い洋食レストランだった。

レンガで出来た建物に綺麗な花たち、看板には筆記体で"beautiful days"ってかいてある。


「だろ?連れてきて良かった。お前が気に入ると思って…」




真朝はあの優しい微笑みをこぼしながら私の頭を撫でてくる。



ドキドキ…





あー、心臓うるさいよ…




< 53 / 60 >

この作品をシェア

pagetop