Herat voise
第一章
それはいきなりやって来た



――プルルルルッ

「はい・・・・はい、あたしです。は・・・え゛ッ!?

ちょちょちょちょっと待ってください!!」







「ママ!!!ママママママ!!!」

「んもう?!どうしたのよ、そんな“マ”バッカリ言って!」

「sweet voiceの社長さんから電話!!!」








そう・・・あの超有名芸能人を多数送り出してる
『sweet voice』の社長さんが・・・・・






「え゛ぇぇぇえッ?!!うちの美優を
スカウトしたい?!」











・・・このチャンスを逃すわけにいかないの・・・。
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