sakura-君と出逢えて-
きっと、それが本心だったんだと思う。
18歳の少女には重過ぎる痛み。
自分を助けたことによって消えた大切な人の命……。
こんな辛すぎることはないと思う。
わたしだったら……立ち直れないかもしれない。
「でも……あなたは大切な命を残してくれた。わたしが淋しくないように……
そういう運命だったのかしら……」
優しく強くわたしの手を握る。
「多分、ゆずは気づいてると思うけど……春香、あなたの本当のお父さんはゆずよ?」
「え?」