描いた綺麗な画

春は突然!!

私は今幻覚を聞いているの?



「神崎?」


「えっ!?あっ、えぇー…と」


私、こんなの初めてだからどうしたらいいかわからない!!


でも、私も伝えなくちゃいけない。


「私も空君のこと、1年生の時から…好きでした…。」


言っ…ちゃった…。
空君の顔を見た。


空君は驚いている顔をしている。


「………っしゃ!!
神崎ありがとう。
俺、振られたらどうしようかと思った。」


「それは私の方だよ…私が告白しようとしてたのに。」


「ありがとう!!」



ちょうどいいところに、空気がすごく読めない大輔が「空たちー!!早く来いよ!!」


バシッ


「大輔!!あんたってなんでいつもいつもそうなのよ!?
脳ミソ蟹ミソなんじゃない!?」


「あぁっ!?
せっかく読んでるのに、バカはねぇだろ!?」


「「「はぁー」」」


男子は「は?」っていう顔をしていた。
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