描いた綺麗な画

ｶﾞﾗｯ


まだ空君たちは来ていない。


「亜美の席どこだろ?
前に貼ってあるよね!!」


みんなで前へ見に行った。


「私真ん中だ!!うわっ、大輔と前後だ…
どうしよう!?」


「私もよ?うるさい太悟と前後なんて最悪だわ。」


「亜美ケンチャンとめっちゃ離れてる!!
亜美だけこんなのあり!?」


亜美かわいそ!!
私はどこだろう?


「やった♪私窓側の一番後ろ!!


………え?」


空君と隣だ…。
こんな偶然ってあるの!?
クラスが同じってだけで心臓ﾄﾞｷﾄﾞｷなのに、隣って心臓もたないよぉ…


「直は隣同士だね!!よかったね♪
これから急接近じゃない♪」


「千秋こそ!!前後なんて、ずっと見れるじゃない♪」


私なんて横向けるかどうか…；
ﾄﾎﾎｰ



私たちは席についた。