硝子の靴 ~夜帝の紅い薔薇~少女A~
龍星が運転席をおりて、
日和が座っている後部座席のドアを開ける。


そして、
乗り込みドアを閉めると、

龍星は、

そっと優しく

日和を抱きしめた。



日和の涙を
優しくぬぐう。


< 111 / 156 >

この作品をシェア

pagetop