先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~

☆真悟目線☆






俺は今、一途をベビーカーに乗せて、近所の公園に向かっている。


瑠香が眠たいと言い出した。

一途が成長するにつれて、忙しくなる瑠香。俺も家に居る時は一途の面倒を見たり、家事をするようにしている。

それでも日中は瑠香が1人で見ている訳で、仕事をしている俺よりもクタクタだと思う。



結婚して落ち着いて、まだ一途がお腹に居るのがわからなかった時、瑠香は毎日家事に追われてクタクタだった。

夜は一度寝たら起きなかった。

そんな瑠香が今は隣にあるベビーベッドから聞こえてくる一途の訳の解らない声や夜泣きの声ですぐに起きる。


瑠香曰く、心配で寝れないらしい。

だから浅くしか寝てないから、すぐに起きれると言っていた。

日替わりで夜泣き担当をしようと提案したが、すぐに却下された。

『夜泣きの声で真ちゃんが起きると、疲れが取れないでしょ!?だからダメ!!』



あぁ~どこまでいぃ嫁さんなんだ??








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