正反対恋愛【完結】
第九章 嫌な噂

季節は夏になった。


制服の衣替えも済み、あたしは普段と変わらぬ学校生活を送っていた。


変わったことといえば、銀と一緒にいる機会がなくなったということ。


そして、銀と噂の新入生がよく一緒にいるところを見かけるようになったということだけだ。


「あっつ~!何でこの学校クーラーないのよ~」


「だよね。これじゃ、勉強する気になんないよ」


休み時間の合間に、教室より涼しい廊下で真理子と立ち話をするのが最近のあたしの日課になっていた。



< 128 / 365 >

この作品をシェア

pagetop