正反対恋愛【完結】

「真理子……やっぱり無理だよ」


教室の中で友達と楽しそうに談笑している翔太君を見てすぐに怖気づく。


サッカー部のエースで男女問わず人気者の翔太君。


それとは対照的に大人しく暗い印象しかないあたし。


小学校、中学校とこの容姿と性格のせいでよくイジメられた。


そして高校でも、あたしは他の生徒達の間では影の薄い人として扱われていた。



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