正反対恋愛【完結】
もしも銀に彼女がいて、自分の気持ちが報われないと知ったらあたしはどんな行動に出るだろう。
銀に気持ちを伝えることもできず、きっと自分の中に想いを閉じ込めておくに違いない。
好きな人への熱い想いを、その恋人にぶつけてしまう人もいるかもしれない。
その想いが強ければ強いほどに。
「佐奈~!もう昼休み終わっちゃうよ?」
「あ、うん!!」
ボーっと廊下に立ち尽くしていると、教室の中から真理子が大声であたしを呼んだ。