かくれんぼ
「帆乃花〜下、戻ろう?」


さりげなく帆乃花を帰さなきゃ


「でも…」


「いいから…さすがに茉莉も1人で上には行かないよ!二階にいるかもしれないし」


さっきより嫌な気配がする


「帆乃花!急ごう」


私は帆乃花の手を掴んで階段を下り始めた


その時










「キャーッ」










暗闇の中を引き裂くような悲鳴


「茉莉?」






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