男子校に…あたし!?


過去をさかのぼり、


あのとき社長はあたしに


「愛妃…

あんたには男装をして



男子校に通ってもらう」



………



…………


……………!?


「まじですか!?」



「理由は…分かるね?

あんた、男が苦手だろう?

これから名が売れてくにつれて

男と関わる仕事が多くなる。

それなのに男が嫌いですなんて、

おかしいじゃないか



…分かった?」




社長は淡々と言い、


またタバコを吸い出した



「え、でも…」



「大丈夫。

学園長には言ってあるから

……それとも、


断るって言うの…?」



あたしが戸惑ってると、

社長は黒いオーラを出し始めた


…やばい


あたしの本能がそう感じた



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