戻れない道
「・・・・・ん」

眩しい。

目が開かない。

今、何時だろ?

てか、私・・・寝たっけ?

「おいっ!起きたぞっ」

「由衣ちゃん!」

「ったく、お前は~」

周りがザワザワしている。

知らない声だ。

やっと目が光に慣れて開ける事が出来た。

白い天井。

どこか、ベットの上に寝ているみたいだ。

私を見下ろしている人は3人。

年配の男女と、少年。

やっぱり知らない人だ。

「一週間も寝てたんだぞ」

少年が私に声をかけた。

高校生くらいだろうか。

整った顔立ち。

ホストになったら大儲け出来るだろうなぁ。


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