私の王子様-社長【完】
でも私はこの気持ちを陽に伝えようとは思わなかった。
今の私にはそんな勇気ない。
というか…
振られるのが怖かった。
「日頃もっと素直だったら…」
今までの自分をひどく恨んだ。
もっと素直だったら少しは陽に好かれたかも。
でもキスしてきたのはなぜ?
遊び?
それが陽の気持であることに
その時の私は全く気づかなかった…
「テレビでも見ようかな」
時刻は9時過ぎ。
たぶんまだ陽は帰ってこない。