私の王子様-社長【完】
「お前…」
そう言って陽は私のおでこに触れた。
その瞬間さらに体温が上がる。
「熱計ったか?」
私は無言のまま首を横に振った。
「お前馬鹿か!こんなになるまで…朝から体調悪かったのか?」
「ちょっとだけ…」
小声で返すと陽はあきれたという表情で
ため息をつく。
「体温計持ってくる」
そう言って寝室からいなくなる陽。
迷惑をかけたくないという思いで隠してたけど
これじゃ余計に迷惑だろう。