私の王子様-社長【完】
でも、陽はそんな私に嬉しい言葉をくれた。
『逆に心配させろって…無理して倒れられる方が辛い』
その言葉にさらに熱が上がる私。
これは重傷だ…
「ありがとっ…」
そう言いながらまた涙を流す私。
本当に迷惑じゃない?
少しだけ…
少しだけ陽に甘えてもいい?
その言葉が頭の中で繰り返される。
そのせいだろうか…
陽が
「薬買ってくる」
そう言って部屋を出ようとした時
ぎゅっ
思わず陽の服を掴んでしまった。